対談 高橋みなみ × 秋元康

秋元康さん、高橋みなみさん「AKB5400sec.」より
秋元康さん、高橋みなみさん「AKB5400sec.」より

AKB5400sec. (2010年7月12日放送 AKB600sec.の拡大版) より

出演:
秋元康さん
高橋みなみさん

秋元さん 一番はじめ、オーディションの初期の頃の高みなって、まじめだったけども、リーダーシップをとるようなタイプじゃなかったよな。

高橋さん あ、全然でした。
ちょっとなんか、見かけも ちょっと、やさぐれてましたし‥
なんか‥

秋元さん 茶髪だったよな

高橋さん はい

秋元さん 僕がもともとは「ホリプロタレントスカウトキャラバン」のときに審査員だったんだけど、高みなを落としたらしいんだけど‥

高橋さん (笑)そうですよ。
あたし落ちました

秋元さん それ全然、記憶に無い

高橋さん あはははは。ほんとですか
いたんですよ。
あたし、あの中に。

がんばって水着着て
ポージングしてました。

(スタッフ 笑)

秋元さん それ14歳ぐらいでしょ

高橋さん そうです14(歳)くらいです。
はい。

秋元さん それで、なんか(AKB48の)ファンの間では、
俺が「AKB48をつくるんで、高みなをキープした」んだって説があるみたい‥…

(スタッフ 笑)

高橋さん あははは
そんな説あるんですか?

秋元さん わざと(ホリプロ)落としたって‥…

高橋さん いやいやいや

インタビュアー それは「わざと」ではなかった‥…

秋元さん 「わざと」ではないですね。

高橋みなみさん「AKB5400sec.」より
秋元康さん、高橋みなみさん「AKB5400sec.」より

秋元さん で、その後だよな。
どこでだいたい、AKB48のオーディション見つけたの?

高橋さん あたし、あの第2次審査をホリプロで受けてる時に、
外に あの、いろんな なんか
スカウトマンの方がいっぱいいらして

秋元さんが載ってる モノクロのチラシを持って立ってて‥

秋元さん 怪しいね(笑)

高橋さん はい。めちゃめちゃ怪しいです
おかあさんと一緒にいたんですけど

近づいてきたとき、うちのおかあさんが、
こうやって(両手を広げてガードする仕草)やって

「なんですか?」みたいな。

「オーディションやろうと思ってるんですよ」って言われて
で、最後に受けようと思ったのが‥(AKB48のオーディション)なんです‥

秋元さん でもさ、その発想が もうさ、
「AKBもだめだな」と思うのはさ「おこぼれ」

(全員 笑)

なあ「おこぼれ」じゃん。

「ホリプロタレントスカウトキャラバン」の
2次審査をやってる外で待ち構えてる。

高橋さん そうです、待ち構えてる。

秋元さん あの何かこう
大学受験の落ちた人のこっち側で
予備校の生徒待ち構えてる‥
なあ。

インタビュアー 「来年は」っていう

高橋さん (笑)ほんと、その方式に‥…

高橋みなみさん「AKB5400sec.」より
秋元康さん、高橋みなみさん「AKB5400sec.」より

秋元さん それで、お母さんに受けようって‥

高橋さん あの、なんか

最初、まだ(ホリプロの)オーディションまだ受けてる途中だったんで、
(AKB48のチラシを)わたされて「考えますね」って言って。

で、落ちて、わたしもう14(歳)だったんで、
もうやっぱりちゃんと勉強するなら勉強する方に行かなきゃって思って
「最後に受けよう」っていう

秋元さん ちょっとまっておかしいですよ

高橋さん え、なんでですか?
なんでですか?

秋元さん 「勉強しようって」方向には無いと思う。

高橋さん なんでですか?

秋元さん 高みなは勉強しないだろ。
なあ。

高橋さん あんまり、あんまり好きじゃないです‥‥

秋元さん もしも、そのAKBを‥道を進まなくても
「勉強の道」は行かなかったと思う

高橋さん (笑)

秋元さん 高みなはね
すべての知識をマンガから得てるから

高橋さん ははははは

秋元さん マンガが教科書だから

(スタッフ 笑)

高橋さん そうです、そうです。

秋元さん マンガから漢字も覚え‥‥

高橋さん そうです、はい。

秋元さん 世の中の仕組みも、政治も経済も
マンガから吸収してる人だから

高橋さん そうですほんとに
歴史とかも全部‥

高橋みなみさん「AKB5400sec.」より
高橋みなみさん「AKB5400sec.」より

秋元さん それでさ、AKBのさ、
オーディション受けに来てどうだった

高橋さん 受けにきた時ですか

秋元さん うん

高橋さん あの、なんかあたし
結構遅れて行っちゃったんですよ
審査会場に、最終審査の

入った瞬間の、女子の視線がもう恐すぎて

なんかもう一斉にこうやって見るんですよ
入ってきた子を

秋元さん それ多分あれだね。金髪‥

高橋さん まあちょっと、それもあると思うんすけど

秋元さん 茶髪だったから。

茶髪のこう
ヤンキー風の感じだったから

高橋さん そうですそうです。

でも、あたしほんと
オーディションは落ちると思っていました。

あの、秋葉原を「アキバハラ」ってずっと言ってしまって
質疑応答の時に。

「どう思いますか?」って(質問に)

そうですね、アキバハラは‥って

「えっ」って言われて

アキバハラはですねえ‥

「それ秋葉原ですよね」言われて

落ちたなっていう‥

秋元さん 俺はねえ、覚えてる。

高橋さん 覚えてますか?

秋元さん 金髪だったのと‥

茶髪だったのと、
歌がうまかった

高橋さん ほんとですかー?

‥‥ よかった (小さな拍手の仕草)

高橋みなみさん「AKB5400sec.」より
高橋みなみさん「AKB5400sec.」より

秋元さん それで、20何人とったんだよな

高橋さん 21人とかですかね。
最初、24人ですか。

秋元さん 24人ぐらい受かって、
そっからこういろんな事情で‥…

高橋さん はい、みんな去って行きましたよね。

秋元さん でさ。
その時点で、まだ劇場はブルーシートがはってあって‥…

高橋さん ふふふふふ

秋元さん な。
すんごい工事中だったんだよな。

高橋さん いやもう、そうです。
だからマスクを常備しないと息が出来ないし‥
ていう状況の中ですごしてました。

秋元さん そこに来た時どう思った?

高橋さん (そこに来た)時ですか

えー大丈夫かなって、正直思いましたけど、でもなんか‥すごかったです。
なんか赤いカーペットが敷いてあって‥‥

思ってたよりも、ちゃんとしたステージで歌わしていただけるんだっていうのと、お客さんの距離が今よりも近かったんですよ。

秋元さん うんうんうん

高橋さん だから、すっごい
「あんなにに近くて大丈夫かな」っていう‥…

高橋みなみさん「AKB5400sec.」より
高橋みなみさん「AKB5400sec.」より

秋元さん メンバーはどうだったの?

メンバーがさ、日々さ、
(振り付けの)夏まゆみが来て、おこられながらおそわってって、
で、秋葉原の劇場に行って

メンバー同士、実は「やばくない?」とか

(小嶋)陽菜は「いつやめよう」って‥…

高橋さん 言ってましたよね

その時は年の差があったじゃないですか
ちっちゃい子とおねえさんで

だから、あんまり、こう関わることとか少なくて
おねえさんはおねえさんで、そういう話をしてたんですけど

子供たちは子供たちで、ひとまず生きることに一生懸命すぎてて
もう何にも考えられなかったです。もう

秋元さん そのとき一番最初に
高みながしゃべったのって誰?

高橋さん あたしは、えーと‥…
ほんとはオーディションのとき最初にしゃべったのが
(元AKB48 増山)加弥乃でした

秋元さん ああそう

インタビュアー 合格してオーディション以来、秋元さんとお会いしたのは、
いつごろになるんですか‥…

高橋さん 合格した後ですか
結構お会いしていなかったですよね

(劇場公演)初日とかじゃないですか

秋元さん (笑)そんなことない

高橋さん そんなことないですか

秋元さん 稽古場行って、
こう、ね

高橋さん えー?
「桜の花びらたち」ですかね?

桜の花びらたちの「16ビートのレッスン」してるとき
秋元さんが見てた気がします

秋元さん そうだっけ‥
もうちょっと多分‥…

多分俺、影が薄いんだよ

高橋さん わはははは。
そんなことないです‥‥

秋元康さん、高橋みなみさん「AKB5400sec.」より
秋元康さん、高橋みなみさん「AKB5400sec.」より

秋元さん 何回か見に行って、
夏(まゆみ)さんに、こうしてほしいとか‥

高橋さん どう思いましたか?

なんか全然踊れないメンバー見て

秋元さん んー、なんとかなるだろうな‥…
うん。

ほんとに「弱小の野球部」

高橋さん (笑)弱小‥‥

秋元さん あのなんかさあ、
ほんとに大丈夫かって、よくさ、あのー
なんかね「七人の侍」みたいな感じ。

「七人の侍」っていう有名な映画があるんだけど、
攻めくるわけ「山賊」とかが。

その時に農民たちが立ち上がる訳だ、
こう「くわ」とか、そういうもの(持って) ‥‥

そういう「農民」みたいな感じ

高橋さん 農民(笑)

秋元さん だって、つまり誰も「アイドルな感じ」じゃなくて、
「大丈夫かな? このひとたち」っていう

インタビュアー 農民が武士に‥

高橋さん 農民が武士に‥

秋元さん 「これで戦おうか」っていうさ

でも、だから、みんな周りは心配してましたよ。
僕はそれなりに自信があったんだけど

周りの人は
「大丈夫ですか? あのメンバーで」って

高橋さん 「あのメンバー」(笑)

高橋みなみさん「AKB5400sec.」より
高橋みなみさん「AKB5400sec.」より

高橋さん もう、(ダンスは)ほんとにひどかったですね。

ずっと姿勢も悪かったし

秋元さん みんなひどかった。

まあ、高みな姿勢はな、
猫背だったからね

高橋さん そう‥

秋元さん でもね、
(当時は)みんな下手なんですよ‥…

でもさ、それを「やめない」と思ったのは何で?

たぶん、高みなの人生でも、いろんなことを挫折したり、
飽きちゃったり、やめたこともいっぱいあった‥

高橋さん はい

秋元さん でも、AKB(48)だけは、続けた訳じゃん

高橋さん そうなんですよ

秋元さん それはなんなの?

高橋さん なんなんすかね

ほんと性格上、なんでも手を出すんですけど、
3日でやめちゃうたちなんですよ。

AKBは踊れなくて、人生で一番辛かったんですけど
あのときが。

辛かったんですけど

でもなんか、
出来た時に「あ、できた」って
ちょっと楽しかったんですよね。

なんか、どこでも味わったことの無いような
感じで‥

AKB5400sec. (2010年7月12日放送 AKB600sec.の拡大版) より

関連ページ:

「Bird」高橋みなみ センター曲
「GIVE ME FIVE!」PV感想
高橋みなみ × 山本彩 キャプテン対談
高橋みなみのすべる話「握手会」
「高みな、アレンジ、どう?」 AKB48紅白対抗歌合戦 反省会より
第53回輝く! 日本レコード大賞 AKB48「フライング・ゲット」大賞受賞

広告