映画『DOCUMENTARY of AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN』予告編が完成

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「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」の指原さん

「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」指原莉乃

AKB48のドキュメンタリー映画第2弾がもうじき公開されるので、久しぶりに第1弾を見返してみた訳ですが。

第1弾の「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」は2011年の1月に公開された映画で、2010年の1年間のAKB48の活動を撮影したフィルムをもとに編集されたドキュメンタリーで、その中にピックアップされた何名かのメンバーのインタビューを盛り込んだ構成となっている映画です。

このインタビューメンバーに選ばれた指原さん、地元大分のおじいちゃん、おばあちゃんの家を訪れます。ずっと、指原さんが東京に行ってAKBに入る事をいやがり、お父さんが説得をしてくれたけれども納得はしてもらえないまま、振り切るように大分を出て以来、2年ぶりの再会です。

移動中のバスの中、監督の岩井俊二さんに地元大分を出たときの状況を語る指原さん。

「アイドルが好きなんで、ずっと家とかで歌ってて、AKBの歌とか、アイドルの歌とかを。でも、言えなくて、ずっと内緒にしてて。」

かわいい孫娘が本気でアイドルになりたいと思っていたなんて知らなかったおばあちゃん達です。
寝耳に水の心境だったのでしょう。ましてや、指原さんが合格した当時はまだまだ一般的には無名のアイドルグループです。心配するのはもっともです。

映画の撮影で、もちろん許可は得ているにしても、そういった状況で大分を出て行った孫娘としては、この再会には相当覚悟が必要だったのではないかと思います。なんともいえない張りつめた顔をしています。

おばあちゃんの家に到着して、玄関先で「おひさしぶりです」とちゃんときれいな挨拶をする17歳。
この挨拶で、この人がちゃんとしつけられて育った事がわかります。

居間に通されて、最初に指原さんが見せられたのは、壁に飾ってある額縁。
額縁には、雑誌から丁寧に切り抜かれた指原さんの写真が何枚も入っていました。
古いものは2年くらい前からの写真です。こういった年代の人が読まない雑誌にのっているグラビア。
ずっと、応援していてくれた事に大粒の涙を流す指原さん。

「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」指原莉乃2

この撮影時、指原さんの選抜総選挙順位は「19位」。テレビなどのメディアにはなかなか出られない順位です。選抜で参加したシングル「ヘビー・ローテーション」ではなんとPVに2.5秒しか映されなかったという、そういう頃の撮影です。
このとき、指原さんは「ヘビー・ローテーション」の衣装を持ってきて、おばあちゃんに見せます。
「芸術大学の生徒さんが作ってくれてる」など一生懸命衣装の説明をする指原さん。

それを後ろからそっと覗き込んでいるおじいちゃん。うれしそうです。
撮影の人にも「足がいたいでしょうから、こっちへ来たらどうですか?」
と気を使うやさしいおじいちゃん。本当にいい家族です。

終盤のインタビューでおそらく将来について聞かれる指原さん、
「いっぱいテレビに出ている人?活動がやっぱり伝わるのがうれしいですよね、テレビとかって。」
と答えています。

この言葉は、こういった見守ってくれる人たち、応援してくれる人たちに活躍している姿を見せて安心させたい、という意味合いも含まれているのではないかと思いました。

その目標にむかって、どのように頑張っていたのかは、この映画の約半年後の「指原莉乃のリアル」※で伺い知る事が出来ます。

最近は、このときより格段にテレビに出るようになった指原さん。
おばあちゃん達も、このときよりは愛しい孫娘の顔を見る機会が増えてうれしいのではないでしょうか。

そして、今度の映画で、この後の指原莉乃さんの激動の1年がどのように表現されているのか、とても楽しみです。
※「DVD-MAGAZINE VOL.5C 51のリアル〜Cブロック編~」に入っているドキュメンタリー。

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「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on
AKB48のドキュメンタリー映画第2弾「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」が2012年01月27日、公開される事が発表されました。

昨年の第一弾「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女達は今の自分に何を思うのだろう?」は2010年の活動を中心にまとめられていました。

AKB48シアターに7人しかお客さんが入らなかったがらんとした客席時代、真理子様がまだカフェっ娘でビラ配りをしてたこと、少しずつ人気が出始めファンがつき始めると、チームAと比較されたたかれる新参者チームKの苦悩、人気の順番が赤裸々に明かされる選抜総選挙の残酷さ、などなどを越えてきたメンバー達が初めてシングル売り上げでミリオンを出した2010年をインタビューを挟みながら編集した、AKBの初級編としてよくまとまった映画でした。

監督が岩井俊二氏だったので、(AKBのPVでは、「桜の栞」を監督)インタビューシーンなどは映画的で女の子をとてもきれいに撮っているのが印象的でした。

今回の監督は、AKB48のPVでおなじみの高橋栄樹さん。
「軽蔑していた愛情」「夕陽を見ているか?」「桜の花びらたち2008」「大声ダイヤモンド」「10年桜」「涙サプライズ!」「言い訳Maybe」「RIVER」「ポニーテールとシュシュ」「君の背中」「上からマリコ」
と、ほぼ常連の監督さんです。

去年よりもさらに膨大な密着テープを編集したとの事。
AKB48の五年間をPVを通して見つめてきた監督さんが、おそらく、去年よりも濃度の濃い1年を過ごしたAKBのドキュメンタリーをどう編集してくれるのか、とても楽しみ。

個人的に、AKBのドキュメンタリーはどれも大好物です。
AKBのアイドルとしての華やかな部分の裏側の葛藤や成長や涙の部分を知る事が出来るところが大好きなのです。

「手を精一杯のばして、限界までのばした1ミリ先に未来がある」と言われて頑張ってきた少女達の1年がどうだったのか、とても楽しみです。

「Show must go on (ショーは何があっても続けなければいけない) 」というサブタイトルの意味が物語っているかもしれません。

映画公式サイト
「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」

 
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